東京2025世界陸上のマラソン代表選考が進む中、一人の大学生ランナーが注目を集めています。
黒田朝日選手です。
青山学院大学の主力選手であり、駅伝で活躍する傍ら、2025年大阪マラソンで日本学生最速記録を更新する快挙を成し遂げました。
しかし、黒田朝日選手の目標は東京2025世界陸上ではなく、大学駅伝にあります。
彼は「世界にこだわっていない」と発言し、駅伝での活躍を優先する姿勢を見せています。
それでも、選考基準を満たす実力を持つ選手として候補に挙がったことは確かです。
では、黒田朝日選手はなぜ東京2025世界陸上の代表候補に挙がったのか?そして、彼のこれまでの実績や今後の展望とは?
目次
黒田朝日、初マラソンで衝撃の快挙!東京2025世界陸上候補に名乗り
黒田朝日選手は、東京2025世界陸上マラソンの代表候補として名前が挙がっています。
大学生ランナーでありながら、日本トップクラスの記録を持ち、大阪マラソン2025では驚異的なタイムをマークしました。
しかし、代表選考はタイムだけでなく順位も影響するため、他の有力選手との比較も重要になります。
この章では、黒田朝日選手が候補になった理由と、代表選考における立ち位置について解説します。
黒田朝日、初マラソンで学生最速!驚異のタイムを記録
2025年2月に開催された大阪マラソンで、黒田朝日選手は2時間6分5秒という素晴らしい記録を達成しました。
このタイムは、日本学生最速記録を更新する快挙となり、陸上界でも大きな注目を集めました。
初マラソンでありながら、このような高いパフォーマンスを発揮したことは、黒田朝日選手のポテンシャルの高さを示しています。
しかし、大阪マラソン2025での順位は総合6位、日本人3位でした。
東京2025世界陸上の代表選考では、タイムだけでなく順位も重要な要素となります。
特に、三週間前に行われた別府大分毎日マラソン2025で若林宏樹選手が総合2位(日本人1位)という結果を残したことで、選考基準では若林宏樹選手の方が有利な状況でしょう。
黒田朝日、東京2025世界陸上候補入り、その理由とは?
黒田朝日選手が東京2025世界陸上の代表候補として名前が挙がった理由は、選考競技会で参加標準記録(2時間6分30秒)を突破した選手という条件を満たしているためです。
東京2025世界陸上のマラソン代表候補となるためには、特定の競技会で規定されたタイムをクリアする必要があり、黒田朝日選手は大阪マラソン2025で2時間6分5秒を記録し、この基準を満たしました。
代表選考は熾烈であり、現在の状況では小山直城選手、吉田祐也選手、近藤亮太選手の3名が選ばれる可能性が高いと見られています。
黒田朝日選手は記録面では十分な実力を持っていますが、大阪マラソン2025では日本人3位(総合6位)となり、順位の面で不利な状況となっています。
黒田朝日の実績とランニングスタイル
黒田朝日選手は、トラック、ハーフマラソン、マラソンと幅広い距離で優れた成績を残しており、日本トップクラスの学生ランナーとして注目されています。
また、駅伝でも安定した成績を残し、青山学院大学の主力として活躍しています。
さらに、黒田朝日選手は「感覚派」と評される独特のランニングスタイルを持ち、一般的なトレーニング方法とは異なるアプローチで結果を出してきました。
この章では、黒田朝日選手のこれまでの実績と、その特徴的なランニングスタイルについて解説します。
黒田朝日のこれまでの主な戦績と記録
黒田朝日選手は、5000m・10000m・ハーフマラソン・マラソンのすべての距離で優れた成績を残している選手です。
特に、学生ランナーとしては圧倒的なスピードを持ち、長距離種目において高い実力を発揮しています。
種目 | 記録 |
---|---|
5000m | 13分29秒56(2024年6月、日本体育大学長距離競技会) |
10000m | 27分49秒60(2024年11月、MARCH対抗戦2024) |
ハーフマラソン | 1時間01分39秒(2024年2月、香川丸亀国際ハーフマラソン) |
マラソン | 2時間06分05秒(2025年2月、大阪マラソン) |
また、黒田朝日選手は駅伝でも活躍しており、青山学院大学の主力選手として数々の駅伝で区間賞や区間新記録を樹立しています。
学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|---|
1年生 | 出場なし | 出場なし | 出場なし |
2年生 | 2区―区間賞 | 2区―区間2位(区間新) | 2区―区間賞 |
3年生 | 3区―区間3位 | 4区―区間賞(区間新) | 2区―区間3位(区間新) |
黒田朝日の特徴、異色のスタイル!感覚派ランナー
黒田朝日選手は、一般的な長距離ランナーとは異なる「感覚派」のスタイルを持つ選手です。
通常、マラソン選手は日々のトレーニングで距離を積み、ペース管理のために腕時計をつけることが一般的ですが、黒田朝日選手は時計をつけず、自身の感覚を頼りに走ることが多いのが特徴です。
特に驚くべき点は、マラソンの定番練習である40km走を一度も経験せず、大阪マラソンで2時間6分台を記録したことです。
本人も「30kmまでしか走ったことがない」と語っており、マラソンの終盤12kmは未知の領域でした。
それにも関わらず、最後まで粘り切る走りを見せたことは、黒田朝日選手のポテンシャルの高さを示しています。
黒田朝日の今後は?駅伝優先のスタンス
黒田朝日選手は、東京2025世界陸上の代表候補にはなったものの、本人の最大の目標はあくまで大学駅伝での活躍にあります。
今回のマラソン挑戦も、自らの意思というよりはチームの方針の一環として行われたものであり、次のマラソン出場についても未定です。
また、2024年度は青山学院大学の駅伝主将としてチームを牽引する立場となり、三大駅伝での活躍が期待されています。
この章では、黒田朝日選手の駅伝に対する考え方と、主将として迎える今シーズンの展望について解説します。
「世界にこだわっていない」発言と駅伝への想い
黒田朝日選手は、東京2025世界陸上の代表選考に関して、「そこまで世界にこだわってやりたいわけではない」と発言しています。
彼にとって最大の目標は、大学駅伝で活躍することであり、日本代表としてマラソンを走ることは最優先ではないようです。
今回のマラソン挑戦も、青山学院大学の原晋監督の勧めによるもので、本人はもともとマラソンを強く志望していたわけではありません。
実際、「次のマラソンはまだ考えていない」とコメントしており、今後の出場予定は未定です。
黒田朝日選手の目標は、あくまで三大駅伝での活躍です。
そのため、今回のマラソン結果に対しても、「良い記録と結果でゴールできてよかったです」と話しつつ、「駅伝への自信になった」と振り返っています。
黒田朝日、駅伝主将として臨む2025年度シーズン
2025年度、黒田朝日選手は青山学院大学の駅伝主将に就任しました。
これまで駅伝で数々の実績を残してきましたが、主将として迎えるシーズンは、これまで以上に大きな責任を担うことになります。
黒田朝日選手は「駅伝で活躍することが目標」と明言しており、マラソン挑戦も駅伝の自信につながる経験として捉えています。
青山学院大学では、マラソンを駅伝のトレーニングの一環として活用する考え方が定着しており、黒田朝日選手の経験も今後の走りに活かされるでしょう。
主将として迎える三大駅伝で、黒田朝日選手がどのような走りを見せるのか、注目が集まります。
まとめ:黒田朝日の選考状況と今後の目標
- 黒田朝日選手は大阪マラソン2025で日本学生最速記録を更新
- 東京2025世界陸上の代表候補になったが、順位の影響で選出は厳しい状況
- 本人の目標は東京2025世界陸上ではなく、駅伝での活躍にある
黒田朝日選手は、大阪マラソンで日本学生最速記録を更新し、実力の高さを証明しました。
しかし、代表選考ではタイムだけでなく順位も重視されるため、日本人3位となった黒田朝日選手の選出は難しい状況です。
黒田朝日選手も東京2025世界陸上には強くこだわっておらず、今後は青山学院大学の主将として三大駅伝での活躍を目指します。
今後の駅伝シーズンに向けた走りに注目です。