2025年9月に開催される東京2025世界陸上。
男子マラソン代表の行方に、早くも注目が集まっています。
すでに代表候補を決める5つの選考レースはすべて終了し、有力選手の顔ぶれも見えてきました。
しかし、「選考基準はどうなっているの?」「記録が足りなくても代表になれるって本当?」など、選び方がよくわからないという声も少なくありません。
目次
東京2025世界陸上男子マラソン代表候補はどう決まる?選考基準とレース一覧
2025年の世界陸上・男子マラソン代表候補は、日本陸連が定める選考基準と選考レースの結果をもとに決定されます。
選考には5つの基準があり、さらに代表候補となるには指定された5大会での記録も重要なポイントです。
この章では、代表候補の決め方と選考レースの一覧について解説します。
男子マラソン代表候補はどんな基準で選ばれる?
2025年の世界陸上・男子マラソン代表候補になるためには、日本陸連が定める5つの選考基準のいずれかをクリアする必要があります。さらに、この5つには優先順位が設定されており、上から順に優先して選ばれる仕組みです。
選考基準と優先順位は以下の通りです。
- パリ2024で3位以内
- JMCシリーズⅣチャンピオン(=小山直城選手)
- 選考期間内に指定大会で日本記録を更新し、選考期間終了時まで保持した選手
- 選考競技会で参加標準記録を突破した選手
- 参加資格を持ち、基準ワールドランキング上位の選手
この中で、最上位の「①パリ2024で3位以内」は、赤﨑暁選手(九電工)が6位に終わり、該当者はいません。また、「③日本記録を更新した選手」もいないため、こちらも該当者なしです。その結果、現在もっとも優先されるのは、「②JMCシリーズⅣチャンピオン」に輝いた小山直城選手という状況です。
さらに、「参加標準記録を突破した選手」や、「ワールドランキング上位の選手」についても、選考対象レースの結果や記録が重要になります。
現時点では、小山直城選手を軸に、その他の有力選手がどこまで条件を満たせるかが焦点となっています。
代表候補を決める選考レースはこの5大会!
2025年の世界陸上男子マラソン代表を決めるために、日本陸連が指定した選考レースは以下の5大会です。
- 第55回防府読売マラソン(2024年12月1日)
- 福岡国際マラソン2024(2024年12月1日)
- 第73回別府大分毎日マラソン(2025年2月2日)
- 大阪マラソン2025(2025年2月24日)
- 東京マラソン2025(2025年3月2日)
この5つの大会での記録が、代表選考の重要データとなります。
特に男子の場合、代表候補になるには参加標準記録である2時間6分30秒を突破していることが必要です。
この基準をクリアした選手は、以下の11名です。
- 吉田祐也(2:05:16/福岡国際マラソン2024)
- 近藤亮太(2:05:39/大阪マラソン2025)
- 細谷恭平(2:05:58/大阪マラソン2025)
- 市山翼(2:06:00/東京マラソン2025)
- 黒田朝日(2:06:05/大阪マラソン2025)
- 菊地駿弥(2:06:06/大阪マラソン2025)
- 若林宏樹(2:06:07/別府大分毎日マラソン)
- 井上大仁(2:06:14/東京マラソン2025)
- 鈴木健吾(2:06:18/大阪マラソン2025)
- 浦野雄平(2:06:23/東京マラソン2025)
- 柏優吾(2:06:28/大阪マラソン2025)
この11名が、現時点での「参加標準記録突破者」、つまり正式な代表候補としてリストアップされています。
選考レースで基準を満たした選手がこのように明確に示されることで、代表争いの構図も見えやすくなりました。
この中から誰が最終的に世界陸上の舞台に立つのか、今後の選考過程に注目が集まります。
東京2025世界陸上男子マラソン代表候補はこの選手たち!現在の有力候補まとめ
2025年の世界陸上・男子マラソン代表候補は、選考基準を満たした選手の中から選ばれます。
選考レースで記録を残した選手に加え、記録未達でも特定の条件をクリアした選手も候補に入る仕組みです。
この章では、現在候補に挙がっている選手と、その理由を解説します。
なぜ小山直城は記録未達でも代表候補なのか?
2025年の世界陸上男子マラソン代表候補として、小山直城選手がすでに代表入りがほぼ確実な状況です。
小山直城選手は選考レースで参加標準記録(2時間6分30秒)を突破していませんが、JMCシリーズⅣのポイント制ランキングで1位となったことで、代表候補に名を連ねることになりました。
さらに、小山直城選手は現時点で世界ランキングによる出場資格も満たす見通しで、これが5月4日に確定する予定です。
記録では他の選手に劣るものの、安定して上位に入り続けたことによるポイントの積み重ねが評価され、最大3枠のうちの1枠をほぼ確保した形です。
昨夏のパリオリンピックでは23位、2025年2月の大阪マラソンでは35位と、ここ最近の結果は振るいませんが、日本陸連の高岡寿成シニアディレクターは「勝負強く、再現性が高い」と小山直城選手の競技力を高く評価しています。
このように、単純な記録だけでなく、ポイント獲得レースでの安定感や国際舞台での経験も含めた総合評価によって、小山直城選手は記録未達でも代表入りがほぼ確定しているのです。
選考レースで注目の記録を残した有力選手は?
2025年の世界陸上男子マラソン代表候補は、選考レースで参加標準記録(2時間6分30秒)をクリアした選手の中から選ばれます。
基準を突破した11名の中で、タイム順で見ると、まず名前が挙がるのは吉田祐也選手です。
吉田祐也選手は福岡国際マラソン2024で2時間5分16秒をマーク。
この記録は日本歴代3位に相当し、選考レース全体を通じても最速タイムです。
高いレベルの争いとなる世界陸上を考えれば、吉田祐也選手のタイムは大きな強みになります。
次にタイム順で選ぶと、近藤亮太選手が続きます。
近藤亮太選手は大阪マラソン2025で2時間5分39秒を記録し、日本人トップとなりました。
こちらも世界に通用する高水準のタイムで、選考の上では大きな評価材料となります。
さらに、タイムだけでなく、レースの気象条件も考慮すべきポイントです。
東京マラソン2025は、レース当日の気温が20度近くまで上がる厳しい環境の中で行われました。
その中で2時間6分00秒を記録した市山翼選手も、暑さに強い選手として候補に入れておくべき存在です。
世界陸上のマラソンは9月開催で、暑さとの戦いになる可能性が高く、涼しい条件での記録だけでなく、「過酷な条件下での強さ」も選考時の重要な判断材料になります。
東京2025世界陸上男子マラソン代表の正式発表は3月末以降!
男子マラソンの日本代表は、3月末から4月上旬には正式に発表されると思われます。
日本陸連の高岡寿成シニアディレクターは、「3月26日以降に発表する見通し」とコメントしており、候補選手を横並びにして選考会議で検討したうえで、代表を決定する方針です。
すでに小山直城選手については、JMCシリーズⅣチャンピオンとして代表入りがほぼ確実な状況です。
さらに、5月4日に確定する世界ランキングで出場資格を満たすことも決定的となっています。
このように、選考レースが終わっても即発表とはならず、一定の選考期間を経て正式決定となりますが、選手の準備期間を考えれば、発表は3月末から4月上旬になると見てよいでしょう。
まとめ:東京2025世界陸上男子マラソン代表候補まとめ!現在の最新状況
- 東京2025世界陸上男子マラソン代表候補は、5つの選考レースで記録を残した選手が中心
- 小山直城選手は記録未達ながら、JMCシリーズ王者として代表入りがほぼ確実
- 代表発表は3月末から4月上旬の見通し
東京2025世界陸上男子マラソン代表は、選考レースの結果と日本陸連の選考基準に基づいて決定されます。
現在、小山直城選手の代表入りがほぼ確実な状況で、残る2枠を吉田祐也選手や近藤亮太選手、市山翼選手らが争う構図です。
3月26日以降には正式発表が行われる予定です。
最終的に誰が日本代表として東京の舞台に立つのか、今後の動向に注目です。